亀田 健太郎さん

高校生の頃から起業に興味があり、漠然と「社長になりたい！」と考えていました。
そのためにも卒業後はビジネスについて学びたい。そして東京の大学に進学したいという意向を持っていました。
生まれ育った大阪を離れ、知らない人ばかりの環境で挑戦したかったんです。

元々は、東京にある他大学を一般入試で受験する予定で準備を進めていました。
そんな中、高校3年生の9月頃に当時の担任の先生から「社長になれる大学が東京にあるぞ！」と紹介されたのがiUだったんです。

それまではiUはもちろん、”専門職大学”も聞いたことがなかったのですが、ちょうど2日後に大阪梅田で説明会が開催されることを知り、参加してみることに。
そこで現iU事務局長の宮島さんから説明を受け、マンツーマンでじっくりと相談にのっていただき、こんなに実践的にビジネスを学べる大学があるんだ！と驚きましたね。

iUであればビジネス界で活躍されている方々の生の声が聞ける、幅広い知見を身につけられる！iUで学び、在学中に起業したい！という気持ちが大きくなり、その日のうちに推薦入試で受験することを決めました。

宮島さんも大阪出身ということで、関西弁でお話できてすごく安心したことを覚えています(笑)
急な進路変更でしたが、タイミング良く直接お話できたことと自分のニーズにぴったり合致していたため不安は全くありませんでした。

授業では「イノベーションプロジェクト（以下、イノプロ）」、「マネジメント（経営学基礎）」が特に印象に残っています。
1年次必修科目である「マネジメント（経営学基礎）」では、私たちが知っている企業を題材にしたグループワークに取り組むことも多く、経営学を実社会で使っていく具体的なイメージを持って学ぶことができました。

一方で「数学基礎」は苦戦しましたね・・・。高校では文系だったので、数学Ⅰ・Ａまでしか学んでいなかったんです。
授業で分からなかった部分は、周囲の学生に教えてもらったり、補習に参加して理解するように努めていました。
「プログラミング」についても未経験でしたが、授業で基礎から学べたこともあり、基本的なコードは書けるようになりました。またICT関連用語の意味や、技術の仕組みに関しても理解が深まったので、今後エンジニアの方々と協働するために必要な素養が備わったと感じています。

その他の授業も、グループワークやペアワークなど学生同士でコミュニケーションをとる授業が多いので、授業をきっかけに友人も増えましたね。

友人と『わくわく亀田塾サークル』を立ち上げました。フットサルをメインに球技を楽しむサークルです。”つくる”経験ができたことも、開学して間もないiUならではの魅力だと感じています。今ではメンバーも50名以上に増え、クラス・学年の枠を超えたコミュニティになりました。フットサルの大会に出場するなど熱心に活動しています。

一番の目標は、在学中に起業することです。現在、昨年のイノプロで同じチームだった友人と起業に向けてプランを練っています。
元々はイノプロの授業内で考えたビジネスプランでしたが、その後ブラッシュアップを重ねビジネスコンテストにも出場したんです。残念ながら勝ち進むことができませんでしたが、それからも何度も打合せを重ねプランの具現化に取り組んでいます。
その中で、iU専任教員の松村太郎さんに事業計画について相談に乗っていただいたり、イノプロデモデイで審査員を務めてくださったベンチャーキャピタルの方には別途、資金調達に関するアドバイスをいただくなど、起業に向けて多くの方々にサポートしていただいています。