在校生Voice
2022年4月入学・叡明高等学校卒業

鈴木 一瑳さん

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同級生・教員との出会いが転機と話す、鈴木 一瑳さん

入学したきっかけを教えてください。

友人との1コマ。

子どもの頃から「周囲と違うことがしたい」「なんとなくでながされていくのは嫌だ」と思っていました。幼い頃から合唱に取り組んでおり、世界的に有名な指揮者アントニオ・パッパーノのもとで歌を学ぶなど精力的に活動していました。

高校では、所属していた合唱部で全国大会に出場するなど、部活動に精力的に取り組んでいましたが、一方で、勉強や運動が得意ではなくて、周囲の方からあまり評価してもらえることはなかったように感じていたんです。ですから、「何かでリベンジしたい!」「誇れるものを持ちたい」と考えていました。

 

そんな頃に、通っていた高校で進路ガイダンスが開催され、そこで偶然iUの説明を聞いたんです。

「起業を目指す大学・・・!?そもそも専門職大学ってなんだろう?」
「こういう個性的な大学にはどんな学生が通っているんだろう?」

・・・などとても興味を持ちました。大学進学を自分の人生を変えるきっかけの一つにしたいと考えていたこともあり、iUに進学したら自分の人生の良い転機になるかもしれない!と感じましたね。

iUのことを知ったのは高校1年生の頃でしたが、受験生になった高校3年生の7月に初めてiUのオープンキャンパスに参加しました。
それまでは他の大学への進学も視野に入れて迷っていたのですが、オープンキャンパスに参加してからは、やはりiUに進学したい!と思うようになり、第一志望に。その後、準備を重ねて総合選抜型で受験しました。

入学後に感じたことや注力している活動について教えてください。

元々起業に興味を持っていたこともあり、iUで学んでいるとより一層”起業”を身近に感じ、
自分自身も起業したい!と思うようになっていきました。

そんな中、入学後最初にできた友人でもある石川さんがプログラミングやICTについてとても詳しく、学生生活を共に過ごす中で、ICT技術についても自然と興味を持ち始めたんです。

すると、当初はすぐにでも起業したいと考えていたのですが・・・技術が身についていない且つ経験もない中で急いで起業するよりも、技術を磨いて自分自身の価値を高めてから起業したい!と考えが変わっていきました。
その方が、長期的に見た時により良いものを社会に提供できるのではないかと、気づくことができました。

石川さんとの1コマ。

そして今、最も力を入れているのが『メタバース研究会』の活動です。元々メタバースについて研究していた教員の寺脇さんがこの研究会を立ちあげ、そのメンバーを石川さんが集めていて、声をかけてもらったことがきっかけでした。

それまではメタバースについて、知識も経験も持ち合わせていなかったのですが、寺脇さん・石川さんに教えてもらいながら活動していたら、3ヶ月ほどでデジタルツイン(仮想空間に現実と同様の空間を再現する技術)を使って開発ができるまでになりました。

現在、iUのキャンパスを仮想空間上に再現することに取り組んでおり、キャンパスの施設・設備を作り上げることは僕がメインで担当しています。

メタバースとの出会いは、自分にとって本当に大きな転機だったと感じています。

この研究会を組織化して、いずれはビジネスにしていきたいと考えています。
これから入学してこられる後輩の皆さんにも僕らが学んできたことをシェアしながら、発展させていきたいです。

鈴木さんの作成したデジタルツイン(3Dモデル)

これから実現したいことや目標を教えてください。

iU で学んでいる今、周囲の友人や先生にとても恵まれているんです。

メタバースやICT技術を学びたいと思わせてくれたのは同級生の石川さんですし、教員の寺脇さんにも技術面の指導はもちろん、様々な相談にも乗っていただいています。
そういったお世話になった方々に恩返しできるように成長していきたいですね。

そして大学2年生のうちに石川さんと共同で起業しようと話しています。

開発など技術領域は石川さんにメインで担当してもらい、僕は営業を含めビジネス全般を担う予定ですが、僕も開発技術を磨いていますので、技術のスキルをバックグラウンドとして顧客の希望や要求に答えていきたいと考えています。

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