在校生Voice
2020年4月入学

内山 幸生さん

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3年生になったiU生を再取材!内山幸生さん

前回取材(2020年12月)から約2年が経ちました。この2年間の様子を教えてください。

高校生の頃から地元・北海道でIT教育関係の活動をしていて、大学に入ってからもその活動を継続していましたが、その活動を知ったiU専任教員の佐藤さんから、とある学校で「プログラミングの授業をやらないか?」と声をかけてもらったので、イノベーションプロジェクトでも同じチームだった同級生とともに取り組んでいました。

これまで単発の授業を実施したことは何度もありましたが、今回は複数回1セットの授業ということで授業内容をイチから作り上げることは容易ではなく、「全回を通してどこまで学んでほしいのか?」「各回でのゴールは?」「生徒さんに合わせたアプローチ方法」などあらゆる角度から物事を考えることはすごく勉強になりました。
もちろん、学生の私たちだけでは足りない部分は、佐藤さん、ご依頼いただいた学校の先生、情報教育系で活躍されている多くのビジネスパーソンに相談、アドバイスをもらい授業を作っていきました。こういった多くの方々に出会えたのはiUならではだと思います。

おかげ様で来年度も授業を行ってほしいとご依頼いただき、来年度ではさらにブラッシュアップした授業を提供できるようにしていきたいと考えております。

大学の勉強と課外活動で忙しい日々に加えて、3年次には4ヵ月の臨地実務実習(インターンシップ)でしたね。

前期・後期ともに同じ企業で実習したのですが、前期はシステムに関わる業務、後期は販売促進の業務を行いました。
実際にプログラミングやビジネスソフトだけに向き合う業務より、ICTを理解し、それを教育につなげることが好きなんだと改めて気づきましたね。
臨地実務実習と授業での学びを通して、その軸が明確になったのは、大きな成果だと思います。

また臨地実務実習では、考えて手を動かし、さらにその中で学びを見つけ業務に活かしていくというサイクルを経験できたのもとても大きかったと思います。
ただ業務をこなすのではなく、考えて次に活かす。という努力を積み重ねた結果、ある業務の準備から実施、振り返りに至るすべての工程を任せていただけました。
イチから最後まで、またアナログなことからデジタルなことまでを一括して実践できる経験は、就職をしてもなかなかできることではないですし、それを学生の間にできたというのは自分自身の自信にもつながりました。

臨地実務実習を終え、ゼミが始まりました。どんなテーマに取り組もうとお考えですか?

私はiU卒業後、大学院に進みIT教育について研究と実践を積み重ねたいと考えています。
そのため、プログラミング授業の継続と、これまでの経験と未来の比較を行うようなIT教育の構築をテーマに取り組みたいと思っています。

4年次も楽しみですね。ではiUを目指す高校生や、今iUで学ぶ在学生にメッセージをお願いします。

高校までは「●●をやるんですよ」と提供される場ですが、大学は違います。
大学はプラットフォームでしかなく、この中にあるたくさんの情報やチャンスから自分で選び、やりたいことをやる。やれる場だと思います。

そしてiUは課題をやっているだけでは学びを深く得ることのできる大学ではないとも思います。ICTや経営に興味があり、その中でやりたいことを探してどんどん挑戦する。その挑戦するチャンスや場が自分に合っているのか?を見極めてほしいと思います。

今、わかりやすさを優先する社会になっていますが、わかりにくいことを理解していく楽しさを知ってほしいと思います。
iUでの学びの答えやチャンスはわかりやすく目の前に存在していません。
瞬間的な答えではなく、考え、解いていくことで見えてくるものがあるので、果敢に挑戦してほしいなと思います。
あの時挑戦したこと、学んだことが、瞬間的にリンクした時の面白さをぜひ皆さんも楽しみにしていてください。

前回(約2年前、1年生時)のインタビューはこちら!

「IT教育の改革は“親世代”から」 社会を支える内山幸生さんの取り組み

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