大島唱平さん・韓庚さん
- インターンシップ
<東京東信用金庫>でインターンシップに臨む 大島唱平さん・韓庚さん
3年次の臨地実務実習(正式科目名称:インターンシップⅠ・Ⅱ)に取り組む2名を取材!
今回は、東京東信用金庫(本店所在地:東京都墨田区・信用金庫)にて実習に取り組む2名にたっぷりとお話を伺ってきました。
実習内容について教えてください。
大島・韓)金庫内で使用するシステムの構築・運用、パソコンの手配・管理などの業務を担うシステム部で実習に取り組んでいます。ローコード開発ツールを使い、本番さながらのテスト環境でシステムを設計することをメインに行っています。具体的には、金庫のDX化・金庫で働く皆さんの業務効率化を支援するためにこれまで紙ベースだったものを、電子化することを目的としたワークフローシステムの開発等に取り組んでいます。
実習で印象に残っている出来事を教えてください。
大島)今回の実習では、独自のローコード・ツールを用いての開発がメインとなっています。一般的なプログラミングやシステムに関する知識・スキルだけではなく、ローコード独自の知識・操作方法の習得が必要だったため最初は大変でしたね。
韓)僕も、大島さんと同様に独自のツールを扱うことが大変でした。また、僕は留学生なので、はじめは金融機関の専門用語を理解することに苦労しましたね。日本語を使って”働く”上での言葉の壁を感じました。しかし、指導担当者の方が丁寧にサポートしてくださっているので日に日に理解できる用語が増えてきました。
iUでの学びや経験が活きていると感じたポイントを教えてください。
大島)ICT系科目の中で『データベース』と『システム設計演習』は、特に実習に直結する学びでした。授業で学んでいなければ、使われている用語や仕組みが理解できていなかったと思います。とても直接的に役立ちました。また、iUは授業の中で周囲の学生とコミュニケーションを図ることが多いので、そういった経験も役立っていると感じています。指導者の方に質問や相談をする際にも、意図を端的に伝えることを自然と意識できました。
韓)僕も『データベース』や『プログラミング』で学んだ知識が、実習に活きていると感じています。授業で学んだプログラミング言語は”Java”なので、使用する言語こそ違うもののプログラムやシステムの仕組みについて理解していたことはとても役立ちました。
残りの期間で身につけたいスキルや実現したいことについて教えてください。
大島)実習を通じて、組織の業務の進め方や働き方を知れることは、とても貴重な経験であると感じています。周囲で働く方の雰囲気や、社風などを肌で感じながら、卒業後に自分自身が”どのような企業で”、”どのように働くか”をより深く考える期間にしていきたいです。
韓)正直なところ、実習が始まるまでは”ICTに関する仕事”にあまり興味がなかったんです。どちらかというとビジネス一本で考えていました。
しかし今回の実習を通じてICT関連の仕事の面白さに触れてやりがいを感じ、ゆくゆくは「ICTに関わる仕事に就きたい」と思うようになり、金融機関で働くことにも興味が湧きました!卒業後に、起業・就職いずれの道を選んでも活躍できるように、残りの期間でもICTスキルを更に磨いていきたいですね。
実習先指導者の方からのコメント
-添野様より(写真最左)
わからないことがあればしっかりと質問をしてくれるなど、素直に取り組まれています。金融機関ならではの専門用語についても、今は問題なくすらすらと読めていてコミュニケーションも円滑に図れています。
-千代田様より(写真最右)
日々、手を抜かずに業務を理解しようと学び、とても真面目に取り組む様子が印象的です。初めて触るであろうツールで開発業務にあたってもらっていますが、飲み込みも早く既に習得しているように見受けられます。大学生のうちに、組織の中で実習できることは貴重な経験になるはずです。この先、就職活動等に取り組む際にも、この実習を通じて感じたことを活かして頑張ってください!