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ルワンダの未来をつなぐ―両国学生による国際プロジェクトが始動 ~ルワンダの高等教育機関とMOU締結、4月より共同プロジェクト開始~

iU(東京都墨田区、学長 中村伊知哉、http://www.i-u.ac.jp)は、ルワンダの高等教育機関である Rwanda Polytechnic Tumba College(ルワンダ共和国、https://www.iprctumba.rp.ac.rw/ Principal Rita、以下「RP-Tumba College」)と産学連携・国際教育の推進を目的としたMOU(包括的連携協定)を締結しました。この提携により、両国の学生が協力し、国際的な課題解決に挑むプロジェクトが4月より正式にスタートします。3月13日に行われたキックオフミーティングを皮切りに、教育・文化の枠を超えた交流が本格化し、持続可能な社会に貢献する新たなイノベーション創出を目指します。

ルワンダ・日本間でのビジネス創造プロジェクトについて

本プロジェクトでは、日本とルワンダの学生が混成チームを結成し、現地課題を解決しながら、新たなビジネスの可能性を探る ことを目的としています。単なる学術交流にとどまらず、社会課題を持続可能なビジネスモデルとして発展させることを重視し、各チームが新規事業の提案に挑戦します。
プロジェクトの集大成として、日本国内の投資家を招き、各チームが事業提案をプレゼンテーションします。優れた提案には、実際の出資が行われる可能性もあり、プロジェクト終了後はアイデアを実際に事業として推進するフェーズへ進みます。学生たちは実践的な起業プロセスを経験し、グローバルな視点でのビジネス開発力を養います。

■今後のスケジュール(予定)
2025年3月13日:キックオフミーティング
2025年4月下旬:プロジェクト正式スタート/オリエンテーション
2025年5月~8月:チームごとの課題選定・リサーチ活動
2025年9月:投資家向けピッチ(オンライン/オフライン併用)
2025年10月~:採択されたプロジェクトの実施・事業化支援

■RP-Tumba Collegeとは
RP-Tumba Collegeは、ルワンダにある高等教育機関で、技術・職業教育訓練を専門としています。 2007年に設立され、ルワンダおよび地域の経済のニーズに応える高い技術を持つ技術者の育成を目指しています。

各関係者からのコメント

◯RP-Tumba College  Principal  Rita

この覚書(MoU)の締結は、日本の大学との長年にわたる協力関係をさらに強化する重要な一歩となります。私たちは、iUおよびその優れた教授陣と共に「ルワンダ-日本ビジネス創造プロジェクト」を立ち上げることを大変光栄に思い、心から期待しています。
本MOUのもとで、ルワンダの学生は日本の学生と緊密に協力しながら、現実の社会課題に取り組み、知識を共有し、起業的な解決策を共に生み出していきます。この新たなパートナーシップは、単なる学術交流にとどまらず、ビジネス創造の視点を取り入れた実践的な協働の機会を提供するものです。これにより、彼らはグローバルな視野を広げるとともに、リーダーシップや課題解決力、創造的思考力といった、次世代のビジネスパーソンに不可欠なスキルを磨くことができるでしょう。私たちは、この協力が日本とルワンダの未来を担う若者たちにとって、かけがえのない学びの機会となることを確信しています。

◯iU 情報経営イノベーション学部 学部長補佐(グローバル領域)  奥村 耕一

本学にとって、今回のMOU締結は大きな一歩です。特に、本学の客員教員が培ってきた国際的な知見やネットワークを活かし、ルワンダの高等教育機関とのMOUを締結できたことを大変頼もしく思います。本プロジェクトは、単なる学術交流にとどまらず、学生たちが異文化の仲間と協力しながら実社会の課題に取り組む実践的な学びの機会となるでしょう。国境を越えた協働を通じて、未来を担うグローバル人材の育成に貢献できることを期待しています。

◯プロジェクトマネジャー 株式会社OfficePIECE 代表取締役・iU 客員教授 内川 高志朗

僕は日頃から、学生の方や若い方のポテンシャルや可能性に驚かされています。今回のプロジェクトを立ち上げたのは、そんな皆さんに、プロジェクトを通じて単なる教育交流の枠を超え、日本とルワンダの学生たちが一つのチームとなって、社会の課題に真正面から挑戦し、持続可能なビジネスを創造するチャレンジングな機会を提供したいと考えたからです。異なる環境・バックグラウンドや価値観を持つ仲間が協力し合いながら成長していく姿を見ることが、僕にとっても大きな喜びであり楽しみで仕方ありません。これから両国の学生たちと共に、僕自身も成長していけると思いますし、また未来に向けて新たなイノベーションを生み出していけることをワクワクしております。

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