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柳澤大輔氏がiUの教授に就任 2025年度からプロジェクトを推進

iU(東京都墨田区、学長 中村伊知哉、http://www.i-u.ac.jp)は、面白法人カヤック 代表取締役CEOの柳澤大輔氏が2025年度から正教授に就任することを決定しました。

iUは「プロジェクト教授」と称する正教授ポジションを創設します。学生や客員教員・研究員が参加するゼミを開設することを通じて産学連携プロジェクトを率います。2025年度までに総勢10名程度のプロジェクト教授を採用する計画で、柳澤大輔氏はその内の1名です(起業家、国際社会文化学者、歌人であるカンハンナ氏の就任も決定しています)。

柳澤大輔氏 プロフィール

1974年香港生まれ。慶應義塾大学環境情報学部卒業後、ソニー・ミュージックエンタテインメントに入社。
1998年、学生時代の友人と共に面白法人カヤックを設立。鎌倉に本社を置き、ゲームアプリや広告制作などのコンテンツを数多く発信。SDGsの自分ごと化や関係人口創出に貢献するコミュニティ通貨サービス「まちのコイン」は全国27地域で導入(2024年5月時点)。さまざまなWeb広告賞で審査員をつとめる他、サイコロを振って給与を決める「サイコロ給」など、会社という形の新しい可能性に取り組む。著書に「鎌倉資本主義」(プレジデント社)、「リビング・シフト 面白法人カヤックが考える未来」(KADOKAWA)、「面白法人カヤック社長日記 2015年-2020年愛蔵版」ほか。金沢大学 非常勤講師、元・慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科 特別招聘教授、淑徳大学 地域創生学部 客員教授。「デジタル田園都市国家構想実現会議」構成員。

担当プロジェクト:ブレストを使って「上手な失敗」を実践できるようになる「超失敗学」

サイコロを振って給与を決める「サイコロ給」や「うんこミュージアム」の企画など、既成概念にとらわれない発想力・企画力、形にしていく技術力を強みに、ゲームアプリや広告・Webサイト制作から地方創生まで日本的面白コンテンツを展開している面白法人カヤック。そのアイデアの源泉であるカヤック流のブレインストーミング(ブレスト)を授業内で学びます。ブレストは、アイデア生成と問題解決のための手段であると同時に、古い知識や信念、先入観を捨て、新しい情報やアイデアを受け入れられる「アンラーニング」ができる人材の育成にも活用ができます。
そのブレストを学ぶことで既成概念や先入観に捉われないアイデアを創出し続けられるようになり、小さな失敗をしても、また新たなアイデアを出せるようになることで「失敗を恐れないのではなく、失敗を気にしない」ようになります。不確実性の高いVUCA時代において、どんな状況下でも「失敗を気にしない」でその場に応じた柔軟な対応を進めることで、時に自分が想像していなかった想定外の成功を得られるように、「上手な失敗」の実践を目指します。

柳澤大輔氏のコメント

不確実性の高い未来を生き抜くためには、既成概念に捉われないアンラーニングができる人材が必要とされています。予測不可能な時代に、「先が見えない」という閉塞感から深刻になってしまう人もいるかもしれません。
「アイデアいっぱいの人は深刻化しない」。これはある詩人の名言です。
実現不可能でもよいから、ブレストをしてたくさんアイデアを出してみる、そうすると、次の打ち手がみえてくるようになります。ただ、多くのアイデアが全て成功するわけではなく、当然失敗も多くあります。そうであれば最速で失敗して、その次の打ち手を繰り出すことで、成功に繋がっていきます。
「上手な失敗」を実践できる「超失敗学」を通して、どんな状況下であっても成功に繋げる力をもつ、そんな社会を面白くする人材の育成に貢献できればと考えています。

iU中村伊知哉学長のコメント

面白法人カヤックの柳澤さんが面白大学iUに!面白くなります。ぶっ飛んだ発想力・企画力と技術力、アイデア&テクノロジーでアプリやサイトなど新しい世界をつくる。iUが目指すデジタル☓ビジネスのイノベーションを体現するモデル、カヤック。上場企業のCEOが教授を務めるのもイノベーティブです。学生諸君は世界にない体験と学びを得ることができますよ。

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