プレスリリース
テクノロジーを活用した社会課題解決・社会実装を応援するプラットフォーム「超SDGsラボ」始動!SDGs×教育シンポジウムや教育関係者向けワークショップを開催
B Lab(iU 情報経営イノベーション専門職大学イノベーション研究所、所長 石戸奈々子。以下、B Lab)が京都超SDGs コンソーシアム(京都大学、京都市、ソフトバンク株式会社 ほか企業約10社)と推進する「超SDGsラボ」は、テクノロジーを活用して社会課題に取り組み、社会実装しようとするこどもたちのアクションを社会全体で応援する活動を本格始動します。
本プロジェクトの第一段として、テクノロジーを活用したこどもたちの課題解決型学習の支援やカリキュラム開発や普及活動を推進するためにシンポジウムや教育関係者向けワークショップを開催します。
7月26日(火)には、日本の教育におけるSDGsの取り組みについて議論するシンポジウム「SDGs×教育シンポジウム」を開催します。本シンポジウム内では、「超SDGsラボ」が主催し、ソフトバンクロボティクス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 兼 CEO:冨澤 文秀、以下「ソフトバンクロボティクス」)が運営する、子どもたちが主役となり人型ロボット「Pepper」やAIを使った社会課題の解決に取り組むプログラミングコンテスト「STREAMチャレンジ2023」の開催概要を発表します。今年度からソフトバンク株式会社が提供する、高校生を対象にAI活用人材を育成する教育プログラム提供する「AIチャレンジ」に取り組む高等学校も出場し、テクノロジーによる解決方法の幅が広がります。
地域の課題解決策を教育活動の中に取り入れるための手法・テクノロジーツールに関する全国の教育関係者向けのワークショップとして、8月2日(火)には、千葉大学大学院社会科学研究院 倉阪秀史教授を講師にお招きし、「未来ワークショップの進め方講座」を開講します。未来カルテを用いて2050年の未来市長が直面する課題を把握し、今何をすべきかを考える「未来ワークショップ」の運営・進行の方法をレクチャーします。続いて、8月10日(水)には、人型ロボット「Pepper」を動かすプログラミングツール「Robo Blocks」の公開体験講座「テクノロジーワークショップ~Robo Blocks初級編~」を開催します。
教員のみなさま、教育関係者、SDGs教育にご関心のある方を始め、どなたでも参加いただけますので、是非ご応募ください。
詳細・お申込はこちらから:https://business.form-mailer.jp/lp/ec1a93ae175838
今後の超SDGsラボ イベント詳細
① 教育×SDGsシンポジウム(STREAMチャレンジ2023キックオフイベント同時開催)
こどもたちの社会課題解決学習についての議論を深める「教育×SDGsシンポジウム」。超SDGsラボが今年度より主催する、テクノロジーを活用しクリエイティブな発想で社会課題を解決することを目指すコンテスト「STREAMチャレンジ2023」の開催概要を発表するとともに、こどもたちに社会課題を特定するための気づきを与える「未来ワークショップ」について、教員によるPepperを使った課題解決型学習やSDGs教育の取組み事例、社会課題の一つである日本国内における難民問題について紹介いただき、議論を深めます。
※「STREAMチャレンジ」は2021年からソフトバンクロボティクスが単独で運営してきましたが、多くの企業に賛同いただき、今回は「超SDGsラボ」という新たな枠組みで実施します。
● 開催日時:2022年7月26日(火) 12:00 ~ 13:00
● 開催方法:オンライン (ZOOMウェビナーにて配信予定)
● 参加費:無料
● 対象:教員、教育関係者、SDGs教育にご関心のある方を始め、どなたでも御参加いただけます。
● プログラム(敬称略):
ファシリテーター:石戸 奈々子 (CANVAS代表/慶應義塾大学教授/B Lab所長)
登壇者:倉阪 秀史 (千葉大学教授)
葛西伶(国連難民高等弁務官(UNHCR)駐日事務所 法務部)
園川香おり(浜松聖星高等学校 情報科主任)
宮北幸典(ソフトバンク株式会社)
長﨑 徹眞 (ソフトバンクロボティクス株式会社)
② 未来ワークショップの進め方講座
人口減少、高齢化、インフラの老朽化、温暖化など2050年頃にかけて多様な分野において課題が顕在化することが見込まれています。「未来ワークショップ」は、「未来カルテ」を用いてこれらのインパクトを市町村別に予測し、2050年の未来市長となり、制作提言を考えるプログラムです。社会課題を特定するための気づきが得られる本ワークショップは全国の教育現場や市町村職員研修など様々な場面で活用されています。教員や教育関係者を対象に、これらの運営・進行の方法をレクチャーする「未来ワークショップの進め方講座」を開催します。
● 開催日時:2022年8月2日(火)10:00~12:00 & 13:00~15:00(合計4時間)
※4時間全て参加できない方は後日期間限定のアーカイブを共有します。
● 開催方法:オンライン (ZOOMにて実施)
● 参加費:無料
● 対象:教員のみなさま、教育関係者、SDGs教育、情報教育にご関心のある方を始め、どなたでも御参加いただけます。
● 講師:千葉大学大学院社会科学研究院 倉阪秀史教授
千葉大学大学院社会科学研究院教授。1987年から1998年まで環境庁で勤務。2006年から、全国の自治体の再生可能エネルギー供給量などを推計する「永続地帯研究」を実施。2017年に全国の自治体の人口減少のインパクトを視覚化する「未来カルテ」公表。全国で未来カルテ情報を中高生や若手社会人に伝えて未来首長の立場から政策提言を行う「未来ワークショップ」を展開。環境政策論、持続可能性の経済学、合意形成論。主著に、『持続可能性の経済理論』東洋経済新報社、『環境政策論第3版』信山社、『政策合意形成入門』勁草書房など。
③ テクノロジーワークショップ~Robo Blocks初級編~
Robo Blocksでは、Pepperを動かしたりしゃべらしたりすることはもちろんのこと、会話、移動、ディスプレイ表示、音の再生、タッチセンサ、変数、リスト、ブロック定義など、120種類も用意されているブロックを使ってさまざまなプログラミングを学ぶ事ができます。本ワークショップでは、このRobo Blocksを実際に扱っていただき、Pepperを動かす楽しさを体験いただきます。また、プログラミングを学ぶこと、社会においてロボットを活用する意義についてお伝えし、Pepperを活用した課題解決型学習の事例をご紹介します
● 開催日時:2022年8月10日(水) 時間10:00 ~ 12:00
● 開催方法:オンライン (ZOOMにて実施)
● 参加費:無料
● 対象:教員のみなさま、教育関係者、SDGs教育、情報教育にご関心のある方を始め、どなたでも御参加いただけます。
お申込はこちらから https://business.form-mailer.jp/lp/ec1a93ae175838
お問合せ
シンポジウムとワークショップに関するお問い合わせは以下まで
超SDGsラボ 運営事務局 chosdgslab@blaboratory.org
運営事務局
※超SDGsラボ概要
超SDGsラボは、持続可能な地球や地域コミュニティや暮らしの実現に向けて、教員、教育関係者、専門家、企業や団体と幅広く連携し、テクノロジーを活用して社会課題に取り組み、社会実装しようとする個人及び組織のアクションを社会全体として支援していくプロジェクトです。全国の学校と連携し、次世代を担う各地域の人材と各地域や各産業のオーセンティックな課題や資源、そして支援資源(教材・研修・メンター)を繋ぎ、人と人をつなぐネットワーク構築します。
*B Lab 概要*
Beyond, Borderless, Breakthroughの頭文字をとった「B Lab」は、研究所と銘打ちながら、世界中の大学・研究所、地域、人材をつなぎ、多くの人の得意技や知見を融合させ、新しい技術、サービス、コンテンツ、ビジネス、社会を生みだす参加型プラットフォームです。テクノロジー開発、社会課題解決、新サービス創出などスコープは広いですが、共通項は社会実装で、みんなでつくるということ。お父さんもお母さんもおばちゃんも子どももみんな研究員。Lifelong Seekerになり、第2の研究員名刺を持ちます。ソーシャルで、オープンで、参加型で、ユーザーふくめ全ての人がつながり新しい社会を構築し、課題、アイディア、技術、おカネ、スキル、人をマッチングさせ、小さな創造から大きな創造までおもしろい未来をみんなでつくることを目指します。
https://www.blaboratory.org/
*STREAMチャレンジ概要*
「STREAMチャレンジ」は、「Society 5.0」の実現に向けて、自ら発見した社会課題を、PepperやAIを活用したクリエイティブな発想で解決することを目指すプログラミングコンテストです。
<STREAMチャレンジ2022の様子・優秀作品>
https://www.softbankrobotics.com/jp/event/stream2022/
<STREAMチャレンジ2021の様子・優秀作品>
https://www.softbankrobotics.com/jp/product/academy/stream/
*京都超 SDGs コンソーシアム 概要*
SDGs先進都市である京都市をフィールドに産学公が連携し、SDGsの達成に向けてともに考え、行動し、発信する「京都 産学公 SDGs プロジェクト」が2019年6月27日に発足しました。プロジェクトを推進し、SDGsの社会実装を目指すために「京都超 SDGs コンソーシアム」(京都大学、京都市、リコー、JT、安田産業、ソフトバンク、ecommit、三洋化成工業、セブン&アイ・ホールディングス、日本マクドナルド、エフピコ、国中環境開発、大和リース、タカラレーベン、Mizkanホールディングス、象印マホービン、アデコ、トーカイコンクリート ほか)を立ち上げ、京都大学における資源循環や省エネ・創エネに関する取り組み、人口が減少している中山間地域の維持、持続可能性・SDGsをテーマにした教育プログラムの開発等、SDGsの社会実装を目標とした取り組みやシンポジウムや博覧会等による発信・情報交換を行っています。
https://eco.kyoto-u.ac.jp/sdgs/kyoto-times/
<B Lab概要>
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