News

プレスリリース

独Statistaと連携企業協定を締結

情報経営イノベーション専門職大学(東京都墨田区、学長 中村 伊知哉。以下、iU。https://www.i-u.ac.jp/)と、世界の主要な業界、市場調査、消費者動向に関するデータや統計を提供する世界最大級のプラットフォーム、独Statistaの日本法人であるスタティスタ・ジャパン(東京都渋谷区、カントリーマネージャー 津乗 学。以下「Statista」。https://www.statista.com/)は、連携企業協定を締結し、データサイエンスの利用環境と教育環境を創出する「#iUDataLab」を推進することで合意いたしました。
2021年6月25日にビジネスを実践的に学ぶ科目「イノベーションプロジェクト」において本学の2年生を対象に、iU客員教授に就任したStatistaの津乗 学氏による「#iUDataLab キックオフレクチャー」を開催。こちらを皮切りに、データに強い大学、データを生かす起業家教育を目指して参ります。

Statistaについて

Statista は全世界100万件以上、170の業界をカバーする統計データや独自リサーチによる調査データの数々を定額使い放題のサブスクリプション型で提供するサービスです。2007年のサービス開始以来、Google、アドビ、サムスンやTモバイルを始めとした23,000社以上の企業が導入、200万人以上のユーザーに利用されています。新型コロナウイルスの蔓延により先の見えない状況が続く中、経営企画や事業開発といった部門だけでなく、あらゆるビジネスパーソンにとって「今とこれから」を理解する必須のツールとして国内の導入が加速しています。

#iUDataLabについて

#iUDataLabは、iUとStatistaの協業により設置する、データサイエンスとAIの教育環境を創出するラボです。
Statistaの世界最大級の統計やデータへのアクセス環境をiUの学生・教職員に対して整備することで、学習・研究・調査・起業・広報といったあらゆる大学での活動に、データの利活用を取り入れていきます。iUでのデータを生かした教育環境の充実とともに、授業での活用支援、高校や他大学に対するリソースやノウハウの提供を行います。
同時に、データや統計に関する知識、分析のスキルなどを体系的に学び、問題発見・解決能力を養う「データ思考」、データに関する知識やスキルを生かした情報発信「データジャーナリズム」、データを活用した「AI研究」さらにデータや統計にもとづく分析を通じて新たなビジネスや起業のアイディアを成功させる「起業家教育」にフォーカスした、教育プログラムを、3カ年の計画で充実させていきます。
#iUDataLabの活動と教育コンテンツは、iU学内のみならず、他の教育機関や墨田区、墨田区内の企業の皆様への「データサイエンス」の普及と利活用にも、役立てて参ります。

データサイエンスとAIと起業家教育

データサイエンスには、機械学習、数学、統計学、データベースといった基本的なスキルに加えて、問題発見能力・解決能力、ビジネス領域の専門知識、データビジュアライゼーション、コミュニケーションといった多岐に渡るスキルセットが求められます。ICTのスペシャリストであることは重要ですが、それだけではデータを生かした思考や起業に結びつけることはできません。
iUの学生は、ICTの技術とビジネス活用をはじめとして、数学、問題発見・解決能力、データベース、ビジネス領域の専門知識、コミュニケーションなどについて1年次から集中して学習していますが、データそのものへのアクセス環境や、機械学習、ビジュアライゼーションをカバーしきれていません。
また、成長著しいAI分野は、データサイエンス領域における『自動化』が始まっており、新たなデータ活用のためのスキルを身につけていく必要があります。国際的に競争力が低い日本の「データサイエンスのトレーニングを受けた人材」の創出に対して、#iUDataLabは問題を提起し、その解決に向けた活動に取り組んで参ります。
企業のみならず、国や地方の行政、NPO等の社会貢献活動における問題発見のための深い洞察を実現するデータサイエンティストの創出は、社会課題を鋭く発見して解決する起業家育成のための手段を作り出すことにもつながります。

本ニュースリリースはこちらからダウンロードできます。

資料ダウンロード

本お知らせに関するお問い合わせは、下記より連絡をお願いいたします。

お問い合わせはこちら

この記事をシェアする