杉山 繁和超客員教授

SENマーケティング事務所 代表

実業において大事なことは、事象をいろいろな角度から眺め、仮説を持ち、定量分析を丁寧に行い、同時に全体感をもって、その事象の背景を確信が持てるまで紡ぎ直していくことです。これは戦略立案、ブランディング、製品開発などに共通します。今は欲しいデータや知識がテクノロジーの助けで瞬時に手に入ります。だからこそ、正解らしきものに直線的に走らず、思考の幅と深さを身につけ、本質に迫る訓練が求められます。

１９６２年生まれ
早稲田大学 教育学部 教育心理学専修 卒業
ライオン(株)、日本コダック(株)、日本ケロッグ(株)、日本コカ・コーラ(株)を経て、
２００９年に(株)資生堂 入社
２０１７年資生堂ジャパン(株)代表取締役社長 就任
２０２０年６月 退任
一貫して消費財のマーケティング、経営戦略、マネジメントに従事
公益社団法人日本マーケティング協会 マーケティングマイスター